カンパニアン(英:Campanian)は、約8,350万年前(誤差70万年前後)から約7,060万年前(誤差60万年前後)にあたる白亜紀で最後から2番目の地質時代の一つ。
呼称
名称はフランス南西部シャラント=マリティーム県の一村(コミューン)・シャンパーニュ(Champagne)のラテン語形 Campania に由来する。1857年、フランス人地質学者アンリ・コカンによって命名された。フランス語ではCampanien と綴る。
日本語では言語的揺らぎによって「カンパン期」「カンパニア期」など、多数の別称がある。
なお、「カンパン階」「カンパニア階」という名称があるが、は時代を示すものではない。「階」は地層に対して当てられる単位(層序名)であり、層序名「カンパン階」「カンパニア階」と時代名「カンパン期」「カンパニア期」は対を成す関係である。詳しくは「累代」を参照のこと。
概説
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
- 仲田崇志 (2009年10月29日). “地質年代表”. きまぐれ生物学. 2011年2月14日閲覧。