鈴木 杏(すずき あん、1987年4月27日 - )は、日本の女優、元子役。本名同じ。愛称はあんこ、ネロ。東京都世田谷区出身。フォスタープラス所属。
来歴
小学生の頃から子役として芸能活動をしており、同年代の芸能人に比べると比較的芸歴は長い。蜷川幸雄演出作品にも数多く起用されるなど、実力派の女優として知られている。一般には、ローソンや大塚製薬の「ポカリスエット」のCMで、注目されるようになった。
1996年7月、『金田一少年の事件簿(第2シーズン)』で都築瑞穂役ドラマデビュー。翌年、ドラマ『青い鳥』に出演し注目を浴びる。
2003年、蒼井優とW主演を務めた『花とアリス』がネット配信された後、話題を呼び2004年に劇場公開される。2005年7月、『がんばっていきまっしょい』にて再び注目を集める。
2006年に堀越高等学校卒業、和光大学現代人間学部に進学。
2009年12月14日、鳩山由紀夫主催の、習近平歓迎晩餐会に出席。公式ブログの中で、招待されたことへの驚きを綴っている。
2015年5月17日より、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』で広末涼子の代役として辰路役を演じる。
2021年2月9日、第28回読売演劇大賞にて大賞および最優秀女優賞を受賞[1]。
人物
- アメリカのクオーター(母方の祖父がアメリカ人である)。7歳年下の妹がいる。
- 小学校低学年時からメガネを使用しているほど近視のため、普段はコンタクトレンズを装用している。
- 自身のブログで自分のことを「ネロ」と呼ぶときがある。「杏」を上下に分解してネとロ。
- 好きであり、尊敬している著名人は大竹しのぶと松たか子[2]。大竹とは舞台『奇跡の人』、松とは舞台『SISTERS』で共演している。2011年6月2日の日本テレビの『PON!』で、「鳥居みゆきに非常にはまっている」と語っている。
- 鈴木杏樹の芸名の由来は、鈴木杏からだという東京スポーツの記事がでたことがある。これを根拠に、2人は親戚であるとされていたが、本人自らこれを否定した[3]。
交友関係
- 長澤まさみと仲が良い。高校で出会い、3年間ずっと同じクラスだった。長澤は「永遠の親友」と語っている。
- 沢尻エリカとは互いに10代の頃から仲が良く、沢尻の活動休止後の復帰映画「ヘルタースケルター」では友情出演をしている。
- 山口紗弥加とは、お互い「あんこ」、「カロメちゃん」と呼び合う仲。
- 松田美由紀一家と家族ぐるみの付き合いで、松田龍平、松田翔太の妹・松田ゆう姫と仲が良い。翔太とゆう姫が夕飯のおかずを巡る兄妹げんかでゆう姫が病院へと搬送される騒動が起きた際に偶然同席していた。
- Dream Ayaとも仲が良い。東京出身の鈴木が、時に関西弁を発するのはAyaの影響とのこと。
- 中村中と仲がよく、週に何回も会う仲である[4]。
出演
太字は主演・ヒロイン作品
テレビドラマ
映画
テレビアニメ
劇場アニメ
舞台
プロモーションビデオ
テレビ番組
CM
ラジオ
ラジオドラマ
ドキュメンタリー
- シェークスピア紀行 蜷川幸雄ヨーロッパ旅(2006年1月2日、TBS)
- エプソンスペシャル 地球の歩き方〜迷宮の王国モロッコ(2008年1月13日、朝日放送)
- ドキュメント72時間(NHK) - ナレーション
- 東北自動車 あだたらサービスエリア(2012年7月3日)
- “縁結び列車”に乗って(2013年12月13日)
- 260人の巨大シェアハウス(2014年1月17日)
- 激闘!起業家コンテスト(2014年1月24日)
- 東京・新橋 年の瀬の洋菓子店で(2022年1月28日)ほか
書籍
著書
写真集
ポスター
受賞歴
- 1997年
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- 2001年
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- 2002年
-
- 2003年
-
- 2009年
-
- 第47回ギャラクシー賞 奨励賞(『派遣のオスカル〜「少女漫画」に愛をこめて』、『白旗の少女』)
- 2012年
-
- 2016年
-
- 2020年
-
- 第55回紀伊国屋演劇賞 個人賞(『殺意 ストリップショウ』、『真夏の夜の夢』の演技)[43]
- 第28回読売演劇大賞 大賞・最優秀女優賞(『殺意 ストリップショウ』、『真夏の夜の夢』の演技)[1]
- 第71回芸術選奨新人賞 演劇部門(『殺意 ストリップショウ』ほかの演技)[44]
脚注
注釈
- ^ CM終了後もバス車体等の看板広告は2019年時点で継続中。
- ^ 舞台公演などで休演の場合、にしおかすみこが代役を担当(2011年4月より1年間、にしおかが後任を務めた)。
出典
外部リンク
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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※2008年度をもって終了。 |
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関連項目 | |
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