田中町(たなかちょう)は、愛知県瀬戸市山口連区の町名。丁番を持たない単独町名である。
地理
- 瀬戸市の南部に位置する。西を柳ケ坪町、北を矢形町・山口町、東を若宮町、南を大坪町・掛下町と隣接している。
- 矢田川右岸の田園地帯であったが、国道沿線及び愛知環状鉄道山口駅南地区には、各種商店、サービス業の進出が目立つ。
- 当地域は旧河道の氾濫原で、条里制遺構が見られた。古地図に多くの古墳があり、中に大将塚と呼ばれる武田信玄方の武将の山田信濃守を葬った墓と言い伝えられるものもあったが、戦後の土地改良事業で消滅。
河川
- 矢田川(山口川) : 町の南端、大坪町・掛下町との境を西流している。
- 若宮川(矢田川支流) : 町の南東端、若宮町との町境を南流し、矢田川に注ぎ込んでいる。
- 八幡川(矢田川支流) : 町の西端、柳ケ坪町との境を南流し、町の南西端で矢田川に注ぎ込んでいる。
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矢田川(田中町・大坪町境)
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八幡川(田中町・柳ケ坪町境)
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学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[11]。
歴史
町名の由来
町名設定の際に、旧山口村字田中の小字名を採って田中町にしたと推察される。田の中に発展した地域で、古くから田中と呼ばれていた。
沿革
世帯数と人口
2024年(令和6年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[5]。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移
世帯数の変遷
国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年)
|
189世帯 |
[13]
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|
2000年(平成12年)
|
203世帯 |
[14]
|
|
2005年(平成17年)
|
245世帯 |
[15]
|
|
2010年(平成22年)
|
270世帯 |
[16]
|
|
2015年(平成27年)
|
252世帯 |
[17]
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2020年(令和2年)
|
300世帯 |
[18]
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交通
鉄道
バス
瀬戸市コミュニティバス「上之山線」
- 瀬戸駅前 - 山口駅 - サンヒル上之山 - 八草駅 系統 : 山口駅バス停
道路
施設
150 m
6
5
4
3
2
1
略地図
1
旧・瀬戸市立幡山東小学校
2
瀬戸市立幡山東保育園
3
山口公民館
4
瀬戸警察署 山口駐在所
5
葬儀会館ティア瀬戸南
6
みなくるらんど
-
旧・瀬戸市立幡山東小学校
-
瀬戸市立幡山東保育園
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山口公民館
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瀬戸警察署 山口駐在所
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葬儀会館ティア瀬戸南
-
みなくるらんど
その他
日本郵便
脚注
出典
注釈
- ^ 写真手前が若宮川。矢田川は写真中央部を左から右に向かって流れている。
- ^ 写真手前が八幡川。矢田川は写真奥を左から右に向かって流れている。
参考文献
- 愛知県小中学校校長会 編『六三制教育十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校校長会、1957年。
- 愛知県小中学校校長会 編『六三制教育三十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校校長会、1978年。
- 瀬戸市 編『昭和56年3月31日施行 山口地区・菱野字台六 町名設定調書』瀬戸市、1981年。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5。
- 保育園のあゆみ編集委員会 編『保育園のあゆみ』瀬戸市、1998年。
- 瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会 編『郷土史研25周年誌-瀬戸・尾張旭の寺社・街道・地名-』瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会、2020年。
関連項目
外部リンク
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あ行 | |
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か行 | |
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さ行 | |
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た行 | |
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な行 | |
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は行 | |
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ま行 | |
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や行 | |
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わ行 | |
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廃止 | |
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注 | |
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